McDonald’s Ukraineは、国際組織内で独立した市場として分離された。2026年7月から、ウクライナ事業は約4年間続いたチェコ、スロバキアとの共同管理体制から外れる。
この決定は、全面侵攻下でもウクライナの店舗網が拡大したことを反映する。従来の地域体制では3カ国で約80店が開業し、そのおよそ半分がウクライナだった。
現地判断の自律性
ウクライナ組織は店舗開発、物流、採用、サプライヤー対応、マーケティング、メニュー管理でより独立した判断が可能になる。ウクライナ市場の責任者は引き続きユリア・バドリトディノワ氏である。
国内ネットワークは142店舗、約1万2000人の従業員を抱える。全面侵攻以降も約40店舗が開かれ、戦時下でも消費需要と運営能力が残っていることを示した。
価格とコスト圧力
再編は飲食業のコスト上昇と同時に起きている。Big Macは159フリヴニャ、Double Big Tastyは279フリヴニャとなり、一部の商品やセットは20から30フリヴニャ上がった。一方で低価格メニューの一部は据え置かれた。
これは企業内の組織変更にとどまらない。国際ブランドがウクライナを独立した戦略市場として扱い、需要、人材、運営力を信頼していることを示す。
