ウクライナ政府はワシントンで、エネルギー、輸送、物流を中心とする優先投資案件を提示した。協議はIFC幹部との会談で行われ、支援の一般論ではなく、資金実装の具体策に焦点が置かれた。
初期フェーズでは国有エネルギー企業向けの設備資金、ナフトガス資産の復旧、長期インフラ開発が主要テーマとなる。同時に、投資実行可能な案件パイプラインの拡張が進められている。
協議の実務ポイント
- IFC連携による追加ファイナンス源の探索。
- 物流・道路分野のPPP案件の加速。
- チョルノモルスク港ターミナルのコンセッション準備。
- 採算ギャップ補完制度の設計継続。
また、2026年7月償還予定のユーロ債対応を含むウクルザリズニツィアの財務安定化も議題に入った。市場にとっては、復興が案件単位の実装フェーズへ移っていることを示す動きだ。
