ウクライナとイタリアは、防空ミサイルCAMM-ERの生産現地化について協議している。ローマの捜査資料を通じ、ロシア情報機関が関連する防衛接触や統合計画に関心を示していたことも報じられた。
これは単なる調達案件ではない。迎撃弾を国内で補充できれば、ウクライナの防空継戦能力は大きく高まる。
CAMM-ERの特徴
CAMM-ERはMBDAが開発したCAMMの延伸射程型で、イタリアでは新防空システムGrifoに統合される。射程は約45キロメートルとされ、垂直のコールドローンチ方式を採用する。
また、アクティブ・レーダー・シーカーを備えるため、地上レーダーが目標を常時照射し続ける必要が小さい。航空機、ヘリ、巡航ミサイルへの対応で重要な特徴だ。
産業面の意味
生産が現地化されれば、ウクライナは完成品の受け手から、防空サプライチェーンの一部へ移行する。これは投資家と防衛企業にとっても重要なシグナルとなる。
