ウクライナの防衛技術企業Unwaveは、電子戦システムVikha、地上ロボット複合体Terrikon-X、攻撃複合体Stepovyi Viterの3製品を発表した。創業3周年に合わせた発表であり、同国の防衛技術企業が小規模な開発チームから総合的な製品群へ成長していることを示す。
重要なのは製品数だけではない。Unwaveのポートフォリオは探知、妨害、物流、工兵支援、戦術深度での攻撃任務をカバーする。前線の経験を反映して素早く改良できる国産技術が増えることは、ウクライナ市場にとって大きい。
Vikha:空中脅威に対する電子戦
Vikhaは、7から12キロメートルの距離で空中脅威に対処する電子戦システムとして説明されている。デジタルベクトル妨害生成と3平面の指向機構により、無人機の制御・データ伝送チャネルを抑制する。遠隔操作、探知手段、集中管理システム、他社ソリューションとの統合も想定される。
Terrikon-X:物流・工兵用ロボット
Terrikon-XはIxianと共同開発された。工兵作業、物流、貨物輸送、避難、機材牽引に使える。最大400キログラムを運び、最大2.5トンを牽引し、補給なしで最大40キロメートル活動できる。自動伸縮マストを備える次期Vikhaの基盤にもなる。
Stepovyi Viter:戦術深度攻撃
Stepovyi ViterはSky Composite Engineeringとの共同開発である。長い陣地準備なしで発射でき、時速170キロメートルに達し、最大90キロメートルの戦術深度で目標を攻撃できる。終末段階では光学誘導を使い、最大5キログラムの搭載量を持つ。
Unwaveは3年間で5万点以上を国防部隊に供給し、600件以上の契約を履行したという。従業員は5人から350人超に拡大しており、ウクライナ防衛産業の成長速度を象徴している。
