農家に近い加工能力
キーウ州ブチャ地区ミロツケ村で、新たな工業団地Bucha Techno Garden IIの整備が計画されている。中心分野は果物・野菜製品の加工と保存で、機械・設備生産も優先分野に含まれる。これは、原料はあるが近隣の加工、保管、安定販路が不足するというウクライナ農業の構造問題に対応するものだ。
同団地は十二点五九七八ヘクタールの敷地で三十年間運営される予定である。農場近くに加工能力を置くことで、野菜、果物、ベリー生産者の物流費を減らせる。保存期間が短い品目では、冷蔵、選別、缶詰、包装施設までの距離が利益率を左右する。
投資、雇用、地域産業政策
計画投資額は七億一千二十万フリヴニャである。資金は発案者、管理会社、将来の参加企業、国内生産者支援政策に基づく国家インセンティブから見込まれる。地域加工産業で三百七十八人の雇用創出も予定される。
投資家にとって、この計画は地元原料を使い、国内で付加価値を高め、首都圏外に生産クラスターを形成するウクライナの工業団地政策を示している。実現すれば、食品加工、包装、冷蔵物流、輸出準備の拠点になり得る。
