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リチウム鉱床「ドブラ」: PSAの設計と初期投資規模

by Roman Cheplyk
Monday, January 26, 2026
4 MIN
Early-stage lithium exploration drilling rig with unlabeled core sample trays in winter daylight, no text

初期段階でUSD 700 million規模 水酸化リチウム生産を含めるとUSD 1.8 billion超の可能性

ウクライナは、キロヴォフラド州のリチウム鉱床「ドブラ」について、生産分与契約の準備を進めている。初期段階の投資総額はUSD 700 million規模とされ、水酸化リチウム生産を含む場合はUSD 1.8 billionを超える可能性がある。

投資家にとって重要なのは、重要鉱物プロジェクトにおけるリスク配分と資本回収の設計が、契約の枠組みとしてどのように示されているかである。

何が準備され 誰が関与するのか

政府は、コンテストの勝者であるDobra Lithiumと生産分与契約を策定している。このモデルでは投資家が探鉱と開発を自己資金で進め、国家は鉱区の利用権を付与し、合意条件に基づく生産物または収益の取り分を得る。

法制度上は草案の作成と調整に最大1年を要し得るが、数カ月での締結を目指す方針も示されている。契約期間は最大50年が想定される。

投資の節目と最低コミット

初期要件として、追加探鉱と埋蔵量の国際監査にUSD 12 millionが示されている。工業的埋蔵量が確認された場合、採掘と選鉱の立ち上げにUSD 167 millionが想定される。

この段階が、プロジェクトの銀行性と資金調達条件を左右する。

分与設計がリターンに与える影響

費用回収段階では、投資家がcapex回収まで最大70%の生産を補償として受け取る可能性がある。残り30%は投資家96% 国家4%で配分される。

リチウム精鉱の生産開始から4年目または5年目以降は、補償生産が約30%に低下し、残り70%は投資家94% 国家6%で配分される見込みだ。

  • ポイント: 早期の資本回収を重視し投資を加速させる設計
  • 価値の選択肢: 水酸化リチウムはcapexを押し上げるが付加価値を高め得る
  • 主なリスク: 埋蔵量確認 許認可 インフラ 安全保障と物流
  • 注視点: PSA最終文言 スケジュール 加工フェーズの位置付け
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