粉乳、乳児向け栄養、ホエイたんぱく質などの需要拡大が、乳製品加工設備への投資を促している。これは生産量の拡大だけでなく、工場内の技術高度化を意味する。
AgroNewsが引用したResearch and Marketsの推計では、世界の乳製品加工設備市場は2026年の127億ドルから2031年に174億ドルへ成長する見通しだ。年平均成長率は6.4パーセントとされる。
設備が価値を生む
粉乳とたんぱく質原料には、低温殺菌、均質化、蒸発、乾燥の近代設備が必要になる。投資額は大きいが、保存性が高く輸出しやすい製品を作れる。
ホエイたんぱく質と乳糖向けの蒸発設備需要も増えている。大規模工場は効率、品質管理、デジタル監視を組み合わせた統合ラインを求めている。
ウクライナの乳業にとって、設備投資は原料販売から高付加価値原料生産へ移る機会となる。
