IT報酬は高い水準で安定へ
ウクライナの開発者給与は、不均一な圧力が続いた時期を経て再び上昇している。DOUの最新調査によると、二〇二六年六月の開発者の月額報酬中央値は三千五百ドルとなり、二〇二四年六月と同水準、二〇二五年十二月より五十ドル高い。
開発者の半数超が一年以内に昇給を経験し、約三割は過去半年で報酬が上がった。特に経験九年までの専門家で上昇が目立ち、中央値は五千ドル前後に達した。
経験、地域、専門性が市場を決める
キーウ、テルノーピリ、チェルカースィ、リヴィウでは高い中央値が確認され、ミコライウやスーミは低い水準にとどまった。プロダクト企業とアウトスタッフ企業は上級人材に高い報酬を支払い、システムアーキテクト、Staff、Principal、Technical Lead、Senior Software Engineerが上位に入る。
投資家にとって、これは戦時下でもウクライナITが高付加価値の労働市場であることを示す。Ruby、Go、Python、Kotlin、Rustの給与は強く、商用ソフト、AI、サイバーセキュリティ、産業デジタル化を支える人材基盤として重要だ。
