ウクライナ・アグリビジネスクラブとFarm Europeはグダニスクで、EUの低炭素経済への道におけるウクライナの役割を議論する共同ワークショップを開いた。議題はバイオ経済、農業統合、食料安全保障、エネルギー安全保障、そしてウクライナとEUが競争相手ではなくパートナーとして動くための実務条件だった。
参加者は、ウクライナの農業力を欧州の戦略資源として扱うべきだと指摘した。ルーマニア元首相でEU農業担当元委員のダチアン・チョロシュ氏は、議論はウクライナがEUに加盟すべきかから、統合を双方にとって最大限有益にする方法へ移っていると述べた。
実務課題としてのバイオ経済
UCABのアレックス・リシツァ会長は、バイオマス資源、大規模な農業生産基盤、蓄積された専門性をウクライナの競争力として挙げた。Farm Europeのリュック・ヴェルネ事務局長は、EUの脱炭素政策がバイオ由来製品への需要を生んでいる一方、規制の不透明さ、原料制約、投資不足が発展を遅らせていると強調した。
重要なのは、ウクライナ農業が原材料だけでなく、再生可能エネルギー、加工能力、イノベーション、長期投資を通じて欧州の気候目標を支えられるという点だ。
UCABとFarm Europeは、規制障壁の除去、ウクライナとEU法制の調和、バイオ経済協力の発展に向けた共同ロードマップを準備する。
