ウクライナとボスニア・ヘルツェゴビナは、国際道路貨物輸送の自由化で合意した。2027年初めから、両国間の二国間輸送と通過輸送は個別許可なしで行えるようになる見通しだ。
合意はサラエボで開かれた国際道路輸送に関する合同委員会の初会合でまとまった。完全実施までの間、両国は2026年末までの貨物輸送許可枠を増やすことでも一致した。
運送会社の事務負担を軽減
運送会社にとっては、行政手続きの削減、ルート計画の簡素化、国境を越える物流の予測可能性向上が期待される。許可制度は配送を遅らせ、需要への対応を難しくすることがある。
今回の動きは、ウクライナがパートナー国との輸送自由化を広げる戦略の一部でもある。ウクライナはすでに欧州連合や複数の国と同様の枠組みを持っており、ボスニア・ヘルツェゴビナもそのネットワークに加わる。
背景には貿易拡大がある。両国間の取引は過去十年で大きく増えた。輸送が簡素化されれば、企業は貨物をより速く動かし、新しい契約の余地を広げられる。
戦時下で物流が圧力を受けるウクライナにとって、追加の輸送回廊は重要だ。すべての制約を解決するわけではないが、輸出入企業と運送会社により予測しやすいルートを与える。
