ウクライナとセルビアは、企業間の実務的な協力を進めるため、ベオグラードでビジネスフォーラムを準備している。ウクライナの企業代表団は、タラス・カチカ副首相のセルビア訪問に合わせ、2026年5月19日から21日にかけて同国を訪れる予定だ。
ウクライナ商工会議所によると、このフォーラムは訪問中の主要な経済イベントになる。目的は、両国企業の直接交渉、新たな接点の形成、契約につながりやすい分野の確認である。
実務的な産業が対象
対象となるのは、農業、肥料生産、建設、電気工学、農業機械、エネルギーなどの企業だ。プログラムには、セルビア企業とのB2B会合、企業訪問、パートナー探し、共同プロジェクトの協議が含まれる。
ウクライナ企業にとって、セルビアは単独市場であるだけでなく、西バルカン諸国へ入る物流・生産拠点にもなり得る。北マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロなどへの展開が想定される。
有望分野は食品加工、建材、エネルギー機器、農業機械、電気製品、物流、産業協力である。セルビア企業にとっては、ウクライナのインフラ、エネルギー、製造拠点の復旧にも参加機会がある。
ウクライナ商工会議所の関与により、認証、信頼できる相手先の確認、物流、B2B連絡、共同案件の支援に制度的な窓口ができる。具体的な成果が続けば、両国の経済関係はより実務的な段階に進む可能性がある。
