ウクライナの乳製品部門は、EU統合に向けたロードマップを提示した。これは、業界が欧州基準と市場アクセスへどう進むかを示す戦略文書である。
文書は乳業団体、政府機関、スイスとオランダの国際ドナーの支援で作成された。作業は2年間続き、11の作業部会が関わった。
断片から体系へ
目標は、ばらばらの適応ではなく、欧州要件をウクライナ国内で体系的に実装することだ。政府によれば、品質面では生産者の約70パーセントがEU向けの生産・供給チェーンに参加できる水準にある。
残る30パーセントには支援と投資、実務導入が必要になる。3年で主要ステップを実装し、ロードマップを現場の運用へ変えることが課題だ。
欧州市場は輸出先であると同時に品質の学校でもある。基準を満たせば、他市場での競争力や高付加価値加工にもつながる。
